昨今のPUBGブームや、荒野行動ブームのおかげか、だんだんとシューティングゲームの人気が上がってきているように感じます。
昔からシューティングゲームが好きだった自分にとっては、とても嬉しいことです!
そんな中、はじめてシューティングゲームに興味を持った人にとって疑問となるのが、「FPS」や「TPS」といった用語だと思います。
また最近では「SPS」なんてワードも出てきています。
いずれもシューティングゲームですが、何がどう違うのか。
今回も初心者にわかりやすいよう、それぞれの特徴をあげて解説しました!
また、その違いを踏まえた上で、初心者にはどっちがおすすめかなども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
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TPS、TPPとは
出典:https://www.callofduty.com/ja/blackops4
TPSとはまず、「Third Person Shooting」の略です。
英語ができる人なら、これだけで何となく意味がわかるかもしれません。
「Third Person Shooting」とは、三人称視点で撃ち合うことを意味しています。
そして、PUBGでの「TPP」もこれとほぼ同じで、「Third Person Play」の略です。
TPS、TPPのゲーム…荒野行動、Fortnite、メタルギアシリーズ、PUBG(tppモード)などなど。
FPS、FPPとは
出典:http://o-dan.net/ja/
もう察しがついてる人もいると思いますが、FPSは「First Person Shooting」の略です。
これは、一人称視点で撃ち合いを意味しています。
また、FPPに関しても同じように、「First Person Play」の略です。
FPS、FPPのゲーム…バトルフィールド、コールオブデューティ、AVA、PUBG(fppモード)などなど。
TPS、TPPの特徴2つ
出典:http://pubg.dmm.com
では、三人称になることで、一人称とはどう違うのか解説します。
ここでは、その特徴の中でも大事なものを2つご紹介します。
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撃ち合いに必ず有利不利がある
出典:https://vanillaice-fps.com/pubg/utiai-kotu
三人称視点をうまく使うと、敵に見られない角度から、一方的に敵を見ることができます。
そのため、いいポジションを取っていれば、とても有利に撃ち合いを始められます。
実際、有名ストリーマーのstylishnoobさんも、TPPでは敵が止まっところを撃てばいいだけ、エイム必要ない、暗いことしたやつが勝つ、と明言しています笑。
しかしこれには、批判の声も多々あります。
まず、勝ち負けに関して、どうしても運要素が強くなってしまうこと。
どんなに上手い人でも、壁越しにひたすら待たれてたら勝てませんからね…。
味方が何人かいるゲームモードならお互いをカバーし合えるからまだいいですが、ソロでは、どうしようもない負け方をすることが多く、かなり萎えます笑。
実は僕も、昔はTPPをやっていましたが、運で勝ち負けが決まるのに嫌になり、FPPをプレイするようになりました笑。
次に、撃ち合い時の駆け引きや緊張感がなくなってしまうことです。
有利不利がはっきりしすぎているせいで、駆け引きが行われる前に勝負がついてしまったり、全く緊張感なく運がよかっただけで勝ててしまったりします。
このような批判の声は、もともとのシューティングゲームのスキルが高いプレイヤーに多く見られ、実際、海外の有名配信者などには、PUBGのTPPモードを嫌ってFPPばかりやっている人が多くいます。
ただ、これは逆に、TPSは初心者が気軽に初めても楽しみ安いとも言い換えられます。
緊張感や高度な駆け引きなどを必要とせず、時には運だけで強豪プレイヤーにも勝ててしまうのですから。
日本人ウケがいい
出典:http://o-dan.net/ja/
まず前提として、アニメや漫画の文化が日本で盛んなのはみなさんもご存知だと思います。
コスプレを楽しんだり、フィギュアを買って並べるなどの文化も、世界的に見て日本は盛んだと言えます。
このことがシューティングゲームとなんの関係があるのかというと、プレイ中に「自分のキャラクターが目で見えるかどうか」という点で関係しているんです。
当然、三人称の視点では自分の操作しているキャラクターを見ることができます。
一方、一人称視点ではほぼ見ることができません。
大抵のゲームでは、自分の操作するキャラクターや武器の見た目を自分でアレンジすることができます。また、相当やりこまないと使えないデザインなども用意されています。
そうした時、先ほど挙げたようなキャラクターの見た目を楽しむ文化がある日本では、実はTPSの方がウケがいいんです。
自分で自分の好みにカスタマイズしたキャラクターを、自分が操作する。
そのほうが日本人が好きな傾向にあるんですね。
実際、Fortniteとかのゲームはその典型的な例です。
ド派手なキャラクターの見た目に、さらにはド派手なエモートまで揃っています。
これが、Fortniteが日本で流行った1つの理由だと考えられます。
自分は正直、そういうカスタマイズが面倒になってしまう人なのですが…笑。
でも周りのゲーム友達を見てみると、やはり楽しそうに自分のスキンや武器のスキンまでアレンジしている人がたくさんいます。
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FPS、FPPの特徴2つ
出典:https://playava.com
今度はFPS、FPPの特徴です。
こちらについても2つにまとめました。
臨場感がある
出典:http://o-dan.net/ja/
シューティングゲームにおいて、臨場感はとても大事な要素だと思います。
大きなスクリーンで、大迫力の映像で、リアルなサウンドで、本当にゲームの世界に自分がいるかのような体験ができたら、それだけでそのゲームがとても楽しくなると思います。
もちろんTPSでも臨場感は味わえるのですが、FPSでは一人称視点である事に加えて前述のFPS特有の緊張感も相まって、臨場感はとても高いものとなっています。
特にバトルフィールドシリーズは、マップが広大で戦闘機や戦車も登場するというように、かなりリアルに戦場を描くゲームなので、僕自身、最初にプレイした時にはその臨場感にとても感動しました。
実力差が顕著にでる
出典:http://o-dan.net/ja/
TPSでは、初心者でも運で勝てる可能性があると述べました。
しかし、FPSではそうはいきません。
FPSでは基本的に、敵と自分がお互いを視認するのは同時です。ですので、単純なエイム力の差や反射神経の差が勝ち負けにかなり関わってきます。
またさらに、PCでやる場合には、PCスペックの差やPingの差もTPSよりさらに如実に勝ち負けに関わってきます。
特にモニターは重要で、144Hzモニターを使ってなければ、上級者との撃ち合いには勝てっこない気がします。
僕も昔は60Hzモニターを使ってPCでFPSをしていましたが、144Hzにした瞬間に明らかに強さが変わりました笑。
SPSとは
出典:https://blog.us.playstation.com/2015/04/16/second-person-shooter-screencheat-coming-to-ps4/
と、ここまでのべたFPSとTPSが、シューティングゲームの主なジャンルな訳ですが、
実は一応、「SPS(Second Person Shooting)」という概念も存在しているようです。
Second Personはつまり2人称ですので、これはシューティングゲームにおける「敵」の視点になります。
そのため、SPSゲームが存在するのであれば、それは「敵の視点から自分を見ながら敵を撃って倒す」ゲームになります笑。
話が少しややこしいですね笑。
バイオハザードシリーズなんかで、固定カメラモードがありましたよね。
そして、その操作性にはなんともいえない不自由さがありました。
キャラクターがカメラの方を向いてしまい、操作とキャラの動きが左右反対になってしまうことは多々ありました笑。
感覚としては、SPSゲームもそういった操作の難しさが残るゲームだと思われます。
敵の視点で見ているので常に自分の操作は左右逆に反映され、誰もがあたふたすることでしょう笑。
ちなみに実は、SPSゲームというワードは2015年4月からすでに世にあったようで、北米のプレーステーションブログにSPSに関する投稿がありました。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
SPSゲームをしっかり作ろうとした努力の様子が伺えます笑。
→ https://blog.us.playstation.com/2015/04/16/second-person-shooter-screencheat-coming-to-ps4/
さて、ここまで簡単にSPSについて説明してきましたが、もう皆さんお察しの通り、実際SPSはクソゲーにしかならないと思われます笑。
一応単語として意味を知っておくだけで十分だと思います笑。
初心者はどっちのゲームがおすすめ?
出典:http://o-dan.net/ja/
以上を見ていただければわかると思いますが、結局どちらもメリットデメリットの両方あります。
ですので、TPSだとかFPSだとかを気にして、プレイするゲームを選ぶ必要はあまりないと思います。
まあ強いていうならば、初心者の方にはTPSやTPPの方がおすすめかなあ…といった印象です。
ただ、両者は同じシューティングゲームでも全然違うものですので、上達するために気をつける事は大きく変わってきます。
その辺の差を理解して楽しんでプレイしていれば、どんどん上達して、もっと楽しくなると思います。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
良いゲームライフを。