ゲーミングパソコン

FPS用ゲーミングPCのおすすめスペック解説 !人気ゲームごとの紹介も

FPSのプロゲーマーなどのeスポーツプレイヤーはPCでプレイしている人が多いですよね。

大会やクラン戦などもPS4よりもPCの方が積極的に開催されている印象を受けます。

そういう事もあり、PC版のFPSでのプレイに憧れている人は多いと思います。

 

ゲーミングPCは高価で難しい印象が強く、手を出せない人が多いのも事実でしょう。

必要なスペックがどれくらいなのか、どれくらいのお金がかかるのかも分からないのです。

そこで、今回は有名ゲームの必要スペックを元におすすめのゲーミングPCを紹介します。

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人気FPSゲームの必要スペック・推奨スペックを紹介

ゲーミングPCを購入前に最も大切な事はプレイしたいゲームの要求スペックを知ることです。

「必要スペック」とはゲームをプレイするのに必要最低限な要求スペックです。

ゲームがギリギリ動作しますが、快適にプレイすることは難しいでしょう。

「推奨スペック」とはゲームを快適にプレイできる

 

プレイしたいゲーム要求スペックを知ることで自分のPCに求められる性能が分かります

性能不足なPCオーバースペックなPCを買ってしまう問題を避けられるのです。

 

では、有名タイトルを例に必要スペックと推奨スペックを確認してみましょう。

CoD MW

必要スペック

OS Windows 7 64 bit (SP1)
Windows 10 64 bit
CPU Intel Core i3-4340
AMD FX-6300
GPU (グラフィックボード) NVIDIA Geforce GTX 670
NVIDIA Geforce GTX 1650
AMD Radeon HD 7950
メモリ(RAM) 8 GB
ストレージ(HDD) 175 GB

推奨スペック

OS Windows 10 64 bit 最新アップデート適応
CPU Intel Core i5-2500K
AMD Ryzen R5 1600X
GPU (グラフィックボード) NVIDIA Geforce GTX 970
NVIDIA Geforce GTX 1660
AMD Radeon R9 390
AMD Radeon RX 580
メモリ(RAM) 12 GB
ストレージ(HDD) 175 GB

CoD MWは最新ゲームということもあって要求スペックは高めになっていますね。

推奨スペックはGTX970やGTX1660などになっています。

メモリの要求が高いこととゲームサイズが大きいことに注意が必要です。

リアルタイムトレーシングを楽しみたい方はRTX 2070以上のGPUをおすすめします。

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Apex Legends

必要スペック

OS Windows 7 64 bit
CPU Intel Core i3-6300
AMD FX-4350
GPU (グラフィックボード) NVIDIA Geforce GT 640
AMD Radeon HD 7730
メモリ(RAM) 6 GB
ストレージ(HDD) 22 GB

推奨スペック

OS Windows 7 64 bit
CPU Intel Core i5 3570T 及び同等品
GPU (グラフィックボード) NVIDIA Geforce GTX 970
AMD Radeon R9 290
メモリ(RAM) 8 GB
ストレージ(HDD) 22 GB

Apex Legendsは必要スペックが低く推奨スペックが少し高めですね。

最低限プレイするための要求は低いものの勝つためには高スペックが必要という事でしょう。

推奨スペック通りGTX 970が搭載されていれば快適にプレイできます。

フォートナイト

必要スペック

OS Windows 7 64 bit
Mac OSX Sierra
CPU Intel Core i3 2.4 GHz以上
GPU (グラフィックボード) Intel HD 4000 ※Intel CPU内蔵GPU
メモリ(RAM) 4 GB
ストレージ(HDD) 20 GB

推奨スペック

OS Windows 10 64 bit
Mac OSX Sierra
CPU Intel Core i5 2.8 GHz以上
GPU (グラフィックボード) Geforce GTX 660
AMD Radeon HD 7870
メモリ(RAM) 8 GB
ストレージ(HDD) 20 GB以上

フォートナイトは必要スペックも推奨スペックもかなり低めになっていますね。

ゲーム開発エンジンUnreal Engineの開発元ということもあり、最適化も完璧なのでしょう。

比較的安価なゲーミングPCでも問題なく快適にプレイすることが出来ます

 

ただし、フォートナイトはDirectX 12に対応するなど最新GPU向けの対応を進めています

今後要求スペックが上昇していく可能性も十分に考えられます。

長期的にプレイする予定の人はGTX 1050Ti以上のGPUを選択することをおすすめします。

PUBG

必要スペック

OS Windows 7 64 bit
Windows 8.1 64 bit
Windows 10 64 bit
CPU Intel Core i5 4430
AMD FX 6300
GPU (グラフィックボード) NVIDIA Geforce GTX 960
AMD Radeon R7 370
メモリ(RAM) 8 GB
ストレージ(HDD) 30 GB

推奨スペック

OS Windows 7 64 bit
Windows 8.1 64 bit
Windows 10 64 bit
CPU Intel Core i5-6600K
AMD Ryzen 5 1600
GPU (グラフィックボード) NVIDIA Geforce GTX 1060
AMD Radeon RX 580
メモリ(RAM) 16 GB
ストレージ(HDD) 30 GB

PUBGの要求スペックはかなり高めになっていますね。

プレイするためにはかなりハイスペックなPCを用意する必要があります。

余裕を持ってGTX 1060以上のGPUを用意しましょう。

 

低スペックPCの場合はリリース直前のPUBG LITEを待つのも手かもしれません。

マインクラフト

必要スペック

OS Windows 7 64 bit
CPU Intel Core i3-3210
GPU (グラフィックボード) NVIDIA Geforce GTX470
メモリ(RAM) 4 GB
ストレージ(HDD) 1 GB

推奨スペック

OS Windows 10 64 bit 最新アップデート適応
CPU Intel Core i5-4690
GPU (グラフィックボード) NVIDIA Geforce GTX 700
メモリ(RAM) 8 GB
ストレージ(HDD) 4 GB

マイクラフトは流石に要求スペックは低めですね。

ただし、上記はMODを一切導入していないバニラと呼ばれる状態のものです。

MODを導入する場合はそれに応じてハイスペックなPCを用意する必要があります。

 

リアルタイムトレーシングにバニラで対応予定のものはWindows 10版と呼ばれる方です。

また、RTX2060などのRTXに対応したGPUを用意する必要があります。

 

Java版と呼ばれる方はRTXに対応させるMODの導入が必要ですので注意しましょう。

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FPS用ゲーミングPCのおすすめスペック一覧

有名タイトルの要求スペックは確認できましたでしょうか。

しかし、ゲームはどんどん新しいものが出ますし上記のゲームをやらない人もいるでしょう。

 

そこで、一般的なFPSがほぼ全て快適に遊べるPCの目安をパーツ別に紹介します。

必ず快適に動作することは保証できませんが、参考にして頂ければと思います。

CPU

CPUの選択はマルチスレッド性能よりもシングルスレッド性能を重視しましょう。

単にCore i7だから高性能、i3だから低性能というわけではないので注意が必要です。

 

また、CPUのメーカーと世代によって使用できるマザーボードの種類が異なってきます

CPUとマザーボードの相性をしっかり確認して選択するようにしましょう。

Intel Core i5 9600K

比較的安価な価格で手に入るCPUで最新ゲームも楽しめる十分な性能を備えています。

ゲームだけでなく実況動画の作成や生放送配信などでも活躍してくれることでしょう。

 

「Core i7の方が高性能で良いのでは?」と思う人もいるでしょう。

もちろん購入資金が沢山ある人は迷わずにハイスペックなCore i7を選択すると良いでしょう。

少しでも出費を抑えつつ高性能を保ちたい場合はCore i5がコスパに優れるためオススメです。

AMD Ryzen 5 3600

上記のIntel Core i5 9600Kの性能を上回るAMD製のCPUです。

性能が高い上に価格も安くコスパに非常に優れているため自作PCゲーマーに人気です。

ただし、AMD CPUはゲーム関連の処理が苦手な傾向がある問題を抱えています。

そのため、ゲームの快適さは同価格帯のIntel CPUには劣ってしまいます。

それでも十分な性能を持ち合わせているので何よりもコスパ重視の人におすすめのCPUです。

グラボ (GPU)

グラフィックボード (GPU) はゲームを快適に動作させるために最も重要なパーツです。

PCパーツ内でも高価な物なのでなるべくハイスペックなものを長期間使用するのが良いです。

型落ちなものを購入するとあっという間に時代に置いて行かれてしまう可能性があります。

ゲームの進化とともにGPUの要求スペックは右肩上がりに上昇している傾向があるからです。

GPUは推奨スペックの1ランク上の物を買うくらいの気持ちで良いでしょう。

NVIDIA Geforce RTX 2060 SUPER

2019年11月25日時点で最もコスパに優れるグラボがRTX 2060 SUPERです。

最新のグラフィック技術であるリアルタイムトレーシングに対応

VRも楽しめ、もちろん最新ゲームも快適にプレイできます。

 

AMDからもGPUが発売されていますが、ゲーム目的の場合はあまりオススメしません。

グラフィックボードを選ぶ際はNVIDIA製のものから選択しましょう。

 

SSD

SSDはHDDと同じくストレージの一種です。

HDDに比べ高速に読み込み・書き込みが行える記憶装置だと覚えておきましょう。

ゲームの起動速度の向上やロード時間の短縮、OS起動の高速化などの効果が望めます。

SSDは必須なものではありませんが導入しておいて困るものではありません。

 

最新のゲームはファイルサイズが大きいため、1TB (1000GB)のSSDをオススメします。

Crucial SSD 1000GB MX500

Samsung SSD 1TB 860EVO

その他

CPUやGPUなど以外で重要なパーツをいくつか簡単に紹介します。

これらはゲーム用途以外でも大切になる部分なのでしっかり確認して選びましょう。

電源

電源はPCの各パーツに電源を供給するとても重要なパーツです。

電源の品質が低いだけでも全パーツの故障の原因になってしまうこともある程です。

また、電源の容量が不足していると各パーツのポテンシャルが発揮できません

電源は余裕を持った容量でクオリティが高いものを必ず選ぶようにしましょう。

 

ゲーミングPCですと、電源は700Wほどのものがオススメです。

また「80PLUS」変換効率シールが貼られている物を選ぶようにしましょう。

特に「80PLIS GOLD」以上のものは動作も安定するためオススメです。

CORSAIR RM750x

CPUクーラー

ゲーミングPCは普通のPCに比べ重い処理を長時間し続ける事になります。

そのため、CPUが高熱を発してしまう事が多々あります。

CPUの発熱はPCの不調や最悪故障に繋がってしまう大問題です。

 

そこで重要になってくるのがCPUの冷却に使用するCPUクーラーです。

冷却効率の高いCPUクーラーを装着してしっかりとCPUを冷やし続けてあげましょう

虎徹 Mark II

虎徹 Mark IIは空冷でありながら簡易水冷並みの冷却効率を誇る定番CPUクーラーです。

迷ったらこのCPUクーラーを選択しておいて問題ないでしょう。

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おすすめのゲーミングPC紹介!

構築済みゲーミングPCでおすすめのものをスペック別に紹介します。

カスタマイズの自由はありませんが、最も簡単にゲーミングPCを買う方法です。

 

ハイエンド

最新ゲームやVRを高画質で楽しみたい人にはハイエンドPCがおすすめ!

RTX 2080 SUPERを搭載しているので最新ゲームの最高画質でも快適です。

4Kや高画質化MODを導入してゲームを遊べます。

 

コスパ重視

価格を抑えつつもVRや最新ゲームを楽しみたい人にはコスパ重視PCがおすすめ!

RTX 2060 SUPERを搭載しており最新ゲームでも快適です。

フルHDであれば最高画質や高画質化MODを導入してゲームを遊べます。

また、画質をあえて下げてパフォーマンス重視で遊ぶのもおすすめです。

144Hzのモニターを使う場合はこのクラスのPCを購入しておきましょう。

 

低価格

とにかく価格を抑えてPCでゲームを楽しみたい人には低価格PCがおすすめ!

GTX 1050Tiを搭載しており最新ゲームもそれなりに動作します。

低価格ながらフォートナイトやマイクラであれば十分すぎる性能を誇ります。

初めてゲーミングPCを買う人はまずはこのクラスから挑戦してみましょう。

 

最近はBTOのゲーミングPCがおすすめ

提供:GALLERIA

構築済みPCはカスタマイズの幅が狭くて嫌だ。

でも、自作PCは難しそうだし、組み立てている時間も無い。

そんな人におすすめなのがBTO (Build to oder) です!

 

BTOとはパソコンをメーカーさんに組んで貰った状態で買う物を言います。

流石に自作PCほどではありませんが、幅広いカスタマイズに対応しています。

「オーダーメイドゲーミングPC」と言えば分かりやすいでしょうか。

 

ゲーミングPCに対応しているBTOで特にオススメなのは「ドスパラ」です。

ドスパラのゲーミングPC「ガレリア」はPCゲーマーに高い評価を得ています。

筆者のゲーミングPCもドスパラのガレリアで購入したBTOパソコンなのです!

 

以上が、FPS用のゲーミングPCの紹介でした!

参考になればと思います。

また、本ブログでは他のゲーミングデバイスの紹介もしていますので、そちらもどうぞ!

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それでは最後までご覧頂きありがとうございました。

よいゲームライフを。