スマホでゲームをするのが当たり前になってきたこのご時世ですが、さらにゲーミングスマホなんていうデバイスまで普及しつつあります。
ゲーム好きの中には、購入を検討中の方もいらっしゃるのではないでしょうか??
そこで今回は、2021年最新のおすすめゲーミングスマホを特集いたしました!
そもそもゲーミングスマホが何なのかや、購入の際の選び方も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
ゲーミングスマホとは?iPhoneとの比較で解説
名前の通り、ゲームをプレイするのに特化したスマートフォンなわけですが、では具体的にどんな特徴があるのか解説していきます。
ここでは、「SoC・RAM・ディスプレイ・バッテリー・冷却システム」の5つの項目でご紹介していきます。
SoC(CPU・GPUなど)
出典:https://japanese.engadget.com/2018/12/05/snapdragon-855-cpu-1-5-lte-2gbps/
SoCとはSystem-on-a-Chipの略で、スマホやタブレットを制御するための全てのシステムがこの1つのチップにまとめられています。
中には、CPU・GPU・カメラ・GPSなどなど、本当に様々なシステムが入っていて、ゲーミンングスマホでは特にCPU・GPUが超ハイスペックな印象です。
たまにCPUとSoCを混同している方がいらっしゃいますが、CPUとはコンピューター全体の計算処理しかしないシステムですのでSoCとは全く違います。
SoCでは、CPUが担当するような複雑な処理以外にも、グラフィックだったりサウンドなどの細かい計算処理も行っています。
ちなみに、最先端のSoCはQualcomm製の「Snapdragon 855」という製品です。
iPhone XSやXRで使用されているApple製の「A12 Bionic」というSoCもとても優秀なのですが、GPUでは「Snapdragon 855」の方が優れているそうなので、ゲーム向きなんだと思います。
RAM(メモリ)
出典:http://o-dan.net/ja/
RAMとは、PCでいうところのメモリと同じ意味で、コンピューターの作業領域を意味します。
もっと簡単に書くと、RAMというのは勉強机に例えて説明ができます。
本棚から本を出して勉強机に持っていっても、一度に開ける本の数は限られてきますし、あまりにたくさん開きすぎると作業効率が悪くなりますよね。
それと同じで、ROM(ストレージ)からデータを取り出して作業をする場合も、RAMという机が広くないと作業効率が落ちてしまいます。
一般的なスマートフォンでは、RAMが2〜3GBの物もたくさんありますが、ゲーミングスマホでは10GBの物も販売されています!!
ゲームをプレイする際にRAMが足りていないと、勝手にグラフィクを下げられたりカクカクになったりと、全く快適にプレイすることができなくなってしまいます。
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ディスプレイ
出典:http://o-dan.net/ja/
ゲームをプレイする上で欠かせないのがやはり映像美ですよね。
最近のゲーミングスマホにはフルHDや4Kのディスプレイがついているのが多くなってきました。
また、画質だけでなく、画面が大きくなったりやリフレッシュレートも高くなったりして、大画面でヌルヌル動く高画質が楽しめるわけです笑。
特にリフレッシュレートにおいて一般的なスマホとの差が大きく、60Hzが一般的なところ、ゲーミングスマホには90~120Hzの物もあります。
バッテリー
出典:http://o-dan.net/ja/
スマホゲーマーの大きな課題がバッテリーですよね。
今時何をするにもスマホを使うのに、ゲームを楽しんでいたらあっと言う間に充電がなくなってしまいます。
その点、ゲーミングスマホならば、バッテリー容量が大きかったり急速充電が可能だったり、さらには充電ケーブルがゲームプレイを邪魔しないような配置になっていたり、様々な配慮がなされています。
ちなみに、具体的な数値でいうと、iPhone Xのバッテリー容量が3000mAh以下のところ、ゲーミングスマホでは4000mAhが主流なようです!
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冷却システム
出典:https://www.dream-seed.com/weblog/
スマホでゲームをしていたら、もう持っていられないほど本体が熱くなってしまったという経験のある方は多いと思います。
ゲーミングPCならば大量のファンで冷却したりしますが、スマホだとそんな訳にもいきません。
そこで、ゲーミングスマホには、それぞれオリジナルの工夫をこらした冷却システムを完備しているものが多いです。
ゲーミングスマホの選び方
出典:https://komono.me
では、実際にゲーミングスマホを買うならどんな点をチェックすれば良いのか解説します。
もちろん、人それぞれプレイするゲームが違ったり、こだわりが違ったりするので、一概には語れませんが、なるべく多くの方の参考になるような視点でポイントをまとめました!
SoCはなるべくハイスペックなものを
出典:http://o-dan.net/ja/
先ほども説明した通り、SoCはスマホの頭脳です。
いくらディスプレイやオーディオ、RAMが優秀でも、そもそも処理速度がついてこなければ意味がありません。
そのため、SoCはお財布が許す限りハイスペックなものにしましょう。
ゲーミングPCでも同様のことが言えますが、CPUやGPUの性能はどんどんどんどん進化していきます。
また、それに伴ってゲームの推奨スペックもどんどん高くなっていってしまいます。
そのため、せっかく高い値段を払ってゲーミングスマホを買ったのに、あっという間に最新ゲームのスペックに追いつかないなんてこともあります…。
そんな悲しいことにならないためにも、やはりSoCはなるべくハイスペックを目指すのがいいと思います。
ちなみに、
Snapdragon◯◯◯の場合は◯に入る数字が600以上。
Kirin◯◯◯の場合は900以上がハイスペックの目安になると思います。
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RAMは4GBぐらいでも大丈夫
出典:http://o-dan.net/ja/
普通にゲームをする分には、実はRAMにはそこまでこだわる必要がありません。
一般的なスマホのRAM(3〜4GB)で十分足りてしまうケースだってあります。
しかし、これはあくまでゲーム以外のアプリをしっかり終了しているケースでの話です。
最新のゲーミングスマホの中には、ゲームを始めると自動的にそれ以外のアプリを終了する機能がついているものもあります。
そんな機能がつくぐらい、ゲームプレイの快適さは他のアプリからの影響を大きく受けるんですね。
また、特にゲーム画面の録画や配信を同時にするとなると大きく話が変わってきます!
もし、ゲームも高設定でプレイしつつ配信・録画もしたいのならば、6GBぐらいは必要になってしまうと思われます。
バッテリーは容量よりも性能重視
出典:http://o-dan.net/ja/
バッテリー容量は、3000mAhぐらいあれば十分だと思います。
中には、少なくない?と感じた方もいるでしょう。
確かに、iPhone 6s Plusでさえ2700mAhありますからね、ゲーミングスマホにしては少ないと感じるのも当然かもしれません。
しかし、私はバッテリーの容量よりも性能を重視して選ぶ方がいいと思っているので、容量自体はこれぐらいの値で大丈夫だと思っています。
なぜそう思うかというと、いくらバッテリー容量が小さくても大きくても、結局モバイルバッテリー持ち歩いてる人が多いからです笑。
結局モバイルバッテリーを持ち歩くのなら、急速充電などの便利な機能が備わっていることを重視して、容量はそこまで気にしないという選択もありなのではないかな?という話です笑。
もちろん、自分はモバイルバッテリーなんか使うつもりない!という方は容量重視で選ぶのがいいと思います。
その際は4000mAhを目安にするといいでしょう。
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映像重視の方向けのポイント
出典:https://www.4gamer.net/games/117/G011715/20110411012/screenshot.html?mode=thumbs
ゲームをするなら、高画質かつヌルヌル動くリアルな映像が欲しい!という方は、以下の3点を抑えるべきだと思います。
・リフレッシュレート90Hz以上。
・フルHD(1920×1080px)以上の画質。
・5.9インチ以上の画面サイズ。
この3点を抑えておけば、映像美に関しては全く問題ないと思います!
また、FPS・TPSなどのフレームレートが重要となるゲームでは、より一層リフレッシュレートを重視して選ぶのがいいと思います。
たとえ画質を下げてでも、高いフレームレートを稼いだ方が戦いに有利になりますからね。
ゲーミングスマホおすすめ人気ランキング2019
ここからは、具体的にオススメのゲーミングスマホのご紹介になります。
私自身、当然全部を使ったことがあるわけではないのですが、そのスペックと口コミから評価してランキング形式にまとめてみました!
iPhone XS Max(アップル)
出典:https://www.apple.com/jp/shop/buy-iphone/iphone-xs
こちらは、皆さんご存知のアップル製スマホ、iPhoneです。
ゲーム用に作られているわけではないですが、とてつもなくハイスペックなのでゲームプレイも余裕なんです笑。
特に、iPhoneで使われているSoCがとっても優秀で、処理速度がとても速い上にOSとの互換性も高いです。
こちらはRAMが4GBなのですが、このOSとの互換性が高いおかげで、全く不安を感じさせない処理速度の速さを実現しています。
さらにバッテリーも3000mAh以上で安定ですし、画面はなんと6.5インチ、そして何よりデザインがシンプルでかっこいい笑!
しかし、大きな問題点が2つ。
値段が高い点と、バッテリーが弱い点です。
さすがにこれだけ高性能にこだわっているだけあって、やはり値段は張ってしまいます。
またアップルとしては、それを少しでも抑えるためにバッテリーなど一部のパーツをグレードダウンしているようです。
ただ、それと同時にバッテリーの交換などのサービスも充実しているので、そこまで心配しなくてもいいのかなと思います。
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Zen Fone 5Z(エイスース)
出典:https://kakaku.com/item/J0000027475/images/
安心の日本製ゲーミングスマホとして大人気の商品です。
SoCはSnapdragon845でRAM6GBと、ゲームプレイには全く問題がない高スペックです。
このスマホは画面サイズが6.2インチなのにもかかわらず、重量は165gと割と軽量なので、普段もとっても使いやすいのが魅力的です。
モバイルデータ通信でゲームをしていると通信制限にかかってしまった!という話はあるあるですが、このスマホは2枚のsimカードを挿すことが出来るので、データ使用量も安心です。
私生活の都合で、あまりWiFiのある環境でプレイできない方などは一度調べてみてはいかがでしょうか。
RAZER Phone(レイザー)
出典:https://www.alzashop.com/razer-phone-d5153849.htm
こちらは、2017年に発売された、超高スペックゲーミングスマホです。
2018年には、RAZER Phone2を発売し、他のメーカーらもハイスペックな製品を次々と発売しました。
しかし、この初代レーザーフォーンも決して戦えないわけではありません!!
なんなら、最新モデルも勝っている性能もまだまだあります!
特に、ディスプレイのリフレッシュレート120Hzは驚異的で、他のどの製品も真似できないレーザーフォーンならではの魅力です!
もちろんその他のスペックも、
SoC:Snapdragon835、RAM8GB、バッテリー4000mAh、解像度1440×2560pxといった風に、全く最新のデバイスに引けを取っていません。
さらに少し古いモデルなので、値段も割と安くてコスパがいいです!
FPS・TPSプレイヤーは一度調べてみてはいかがでしょうか。
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Black Shark2(シャオミ)
出典:https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1904/16/news066.html
こちらは、中国のXiaomiが販売しているゲーミングスマートフォンです。
旧作のBlack Sharkは日本では正式に販売されず、海外からの取り寄せなどの面倒がありましたが、今作は日本でも正式に買えるので、とってもおすすめです!
もちろんスペックは最高級で、SoCはSnapdragon 855、RAMは最大12GB、ROMも256GBまで選択可能です。
さらに特筆すべき点は画面サイズと冷却機能です。
6.39インチの1080×2340pxという最高級スペックと、オリジナルの冷却機能でゲームプレイをすごく快適にしてくれます。
中国製に少し不安を抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、Black Sharkに関しては、口コミや評価をみても全く問題なさそうでしたのでご安心ください。
いかがでしたでしょうか。
以上がゲーミングスマホに関しての解説とオススメのご紹介でした。
まだあまり世に広まっていないゲーミングスマホですが、これからもっと普及していくと思うので、ぜひ時代を先取りしていきましょう!
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
良いゲームライフを。